あさお日記

常日頃感じていること、好きなものや出来事を心に浮かぶままに綴っていきたいです(メインブログ)

ロウバイの香り

こんにちは、しーどらです。

近所にロウバイを庭に1本植えているお宅があるのですが、香りがとても好きなんですよ。そのお宅の前では思わず足を止めてマスクを外し思わず深呼吸をしてしまいます。


漢字だと蝋梅と書きます。梅の仲間ではなく、クスノキロウバイ科。
なるほど蝋細工のような花です。

>
開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。
(趣味の園芸より)

 


少し前にローカルテレビでロウバイ祭の様子が放送されていました。
大好きなロウバイの香りが祭り状態となったらどんなものかしら?むせ返っちゃうかな?などと思っていました。

月曜日にたまたま夫が有給休暇を取っていたので車でロウバイ祭りに連れていってもらえることになりました🚗

 

場所は東名高速道路大井松田インターチェンジ近くにある
「寄」という町です。自宅からは車で1時間半弱…。
これで何と読むかお分かりになりますか?
1文字でやどりぎと読みます。

インターチェンジを降りて、里山の道をくねくねと道なりに進むと、
ロウバイ祭り会場ののぼりが。

町営のグランドが駐車場として無料で解放されていました。

小高い山の斜面にロウバイが植えられていて、駐車場からもその姿をうかがうことができます。


山の中腹が、
お洒落に言うとミモザ
お洒落じゃない表現だとくちなしで着色したお沢庵wみたいな黄色でふんわりと覆われています。

平日にもかかわらず、多くの人達が訪れていました。

駐車場からはゆっくり登って10分程で到着。
500円の入園料を払います。

入口までロウバイの香りが漂って来ます。
香りを文章で表現するのは難しいですね。
水仙のよう、と仰ってる方もいましたが、私は強く香る梅のようにも感じました。

山の傾斜は緩やかです。

普段の生活で坂道を歩き慣れている私達には楽勝でした~

 

元々はこの集落の中学生達が卒業記念に250株のロウバイを植樹し始めたのがきっかけなんだとか。
毎年、毎年植樹を重ねていまやその数2万本だそうです。

ロウバイのトンネルをくぐったり、写真を撮ったりとのんびりと里山の風景を楽しみました。

むせ返る程ではないけれど、本数が多いだけに香りも強く感じました。

一角には早咲きの桜がほころんでいて、周りの人が

「あら、もう桜が咲いてるのね」と口々に話しながら歩いていました。

この辺は小田原も近く、温暖な気候です。暑くて、ダウンコートを脱いで手に持ちました。

 

帰りがけには二枝500円のロウバイを購入しました。


一緒に、名産品のみかんや湘南ゴールド(小粒ですが、爽やかで甘味があります。神奈川県内ではケーキ屋さんでアレンジされていたりもしますね)も購入しました。

ロウバイの他にはなーんにも無い里山(お弁当は売っていたけれど、食事をするところは見あたりませんでした)ですが、花を愛でるためだけにも人はやって来るのですね(私がいい例😉)

空高く、ハングライダー(パラグライダー?どちらかな?)をする姿も!

 

 

帰宅後にロウバイを活けて玄関に飾りました。
良い香り(*´-`)


玄関だけ一足先に春が来たようです。

 

 

 

今日もおつきあい頂き、ありがとうございます(*^.^*)