あさお日記

常日頃感じていること、好きなものや出来事を心に浮かぶままに綴っていきたいです(メインブログ)

人生はすべてレンタルなの?

こんにちは、しーどらです。

ここのところ、仕事や家族の事で色々考えることがあって
「何だかなぁ…」とモヤモヤしておりました。

こんな時は散歩に限るわ!と昨日は文庫本を鞄につめて近所を歩いて来ました。

1万歩には少し届かなかったんですがそれなりに高低差のある場所を歩き回って、夜もぐっすりと眠ることができました。

途中ペットボトルの水を買って喉を潤し、公園の東屋(というのは大袈裟💦)もどきにある、ベンチに腰をおろして持って行った本を開きました。木陰なのでいいんですよ。
時々目の前を人が歩くのを除けば🎵

今回持参したのは
私がモヤモヤすると手に取りたくなる人の1人、アルボムッレ・スマナサーラ氏の「小さな「悟り」を積み重ねる」という本です。

著者はスリランカ上座仏教の長老ですが日本在住なので日本語も堪能、著書も多数あります。
(名前が長いので以後長老と記します)

私は多くの日本人と同じで、お正月や七五三は神社にお参りするのに、結婚式はキリスト教の教会であげ、
家族のお葬式はお寺さんという、宗教的に節操のない、人間です。
まぁ、八百万の神を信じてるってことにしておいて下さい。


そんな私ですが、図書館でこの長老の本に出会ってから仏教の考え方に
ちょこっと惹かれています。
(長老の仰る仏教は日本人の信仰としてのそれとは少し違う気がします。どちらかというと、全く救ってくれる気はなく😂心を整える方法論みたいに私は感じています)

この本を新緑の下で、風に吹かれながら読んでいて、心に残ったのは

・人生はすべてレンタル、何一つ自分のものにはならない
最後は自分さえ捨てて、離れていかなくてはならない

~究極の断捨離ですね

・人間が考えば賢くなるというのは幻想。
考えることで、賢くなるのであれば
今の世の中は賢い人だらけのはず、だが現実はそうではない

・人生は尊いものではない
(紙コップのようにいったん使われたら終わり)
人生を尊いと思うことが生きることをややこしくする


~あー耳が痛いよぉ。

自分の人生が尊いとはこれっぽっちも思いませんが、自尊心があるので(自尊心って自分が尊いと思う心か!参ったなぁ😅)、仕事のミスの責任転嫁なんかされると、腹がたつ…。

 


時間の捉え方も面白かった。

昔は料理をするのに火起こしから始めて、3時間かかったところを今は1時間で調理ができる。
昔の人より今の人は2時間余裕がある筈なのに、その2時間に別の用事を入れて、かえって忙しくしている人が多い。
その2時間にぼーっとしてる人なぞいない…。

昔の人も今の人も種類は違うけれど、忙しさにかわりはない。

また、ファストライフがよくないからといって極端なスローライフもよくない。
なんでも中庸がよいのではないか?
と説かれていました。


後は無常ですね。
良いことも
悪いことも
その状態がずっと続くことは絶対にない。


仰ることがいちいちごもっともでございますわね😆


こんな感じで読み進めていくと、不思議と自分の悩みが小さなものに思えてくるから不思議です(実に単純な私😁)
逆に言えば、読書くらいで軽くなるくらいの悩みってことです
'`,、('∀`) '`,、


日々の出来事に少しうんざりする時、あなたは何をしますか?
どうやって解消するのでしょうか?

 

 


今日もおつきあい頂き、ありがとうございます(*^^*)