三度目の正直 - あさお日記

こんにちは、しーどらです。

ここのところ秋のバラがとても綺麗に咲いていて嬉しくなります。
もう既に季節は秋ではなく冬ですかね？まあ、それはさておき。

特にアイスバーグとクイーンエリザベスの美しさには心が和みます。

アイスバーグの苗は園芸店で購入したものですが、今年のように大きな花をつけるまで、何年もかかりました。

アイスバーグは丈夫で初心者にも育てやすい苗の一つです。

最初は植木鉢に植えて、よく日の当たるところにおいてみたものの、虫に食われ、葉っぱはすだれ状態。
まともな光合成が出来なかったのか、花がつかないままシーズンを終えました。

次の年は栄養や水やりに気をつけてみたけれど、花が１つついたかなぁ。はっきり覚えていません。

3年目に、地植えしたらもしかしたら元気になるかもしれないと、風通しが良く、他のバラが元気に育っている場所の隣に植えてみることにしました。
確かにその年の春に花はつけたものの、1つか2つ。
こう言ってはなんですが、貧相でした。蕾の間に虫に食われたのか、花開いてもところどころ孔があいていました。
その場所での2シーズン目も申し訳程度の花が1つ。

これは元々苗が丈夫ではなかったんだな、ハズレだったかと諦めモードでした。

昨シーズンの終わりにこの苗は諦めて処分しようかと一旦考えましたが、夫が
「もう一度だけ植え替えて、それでもダメだったら処分しよう」と言いました。

今度は庭ではなく、家と駐車場の間にある細長いスペースに植え替える事にしました。
方角は西向きで決してバラを育てるには相応しい向きではありません。日射しの強さで朝晩水やりをしないとあっという間に植物が枯れてしまいます。

この細長いスペース、当初はツゲか何かが植えられていたのですが、ハーブやバラを植えたかったので抜いてしまい、土を全て腐葉土に入れ替えた場所です。
土の入れ替えが良かったのか、既に植えた2種類のバラが元気に育ったので、ここならいけるかもという思惑もありました。

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今年の事です。
春になるとひょろひょろとしていた茎に今までとは違ったしっかりした葉がつくようになりました。

そして5月。今まで見たことのない真っ白で可愛らしい花をつけました。
嬉しくなって、見にきてよーと夫を呼びに行きました。

今年の酷暑にも耐えて、秋にも花をつけるまでになりました。