こんにちは、しーどらです。
今日は2週間ぶりにプラスチックゴミの収集日でした。
大げさですが、待ちに待っていました。
通常は、一週間分のプラスチックゴミは45Lのゴミ袋に6~7分目程の量で、それでも多いなぁと感じています。
今回は同じ量の袋に3袋弱の量になりました。
元々2週間分である上に
お正月だから、久しぶりに家族が集まるからと食事の量も多目でしたので、当然と言えば当然です。
たまったプラスチックゴミは家の中では収まり切らず、収集日まで外の物置に入れておきました。それでも早く収集して欲しい気持ちがありました。(勝手ですよね)
プラスチックゴミですが、容器、袋に「プラ」のマークが印刷されているものを出しています。
素人の私が見る限り、(これも同じプラスチックなんじゃないかしら)と思ってもマークの無いものは一般可燃ゴミとして出しています。
肉や魚が入っていた容器は洗いますが、シャンプー、コンディショナーが入っていた詰め替え容器を洗ったことはありません。
歯磨きのチューブもプラスチックゴミですが、100パーセント使いきることはできないので、残りがあるまま出すことになります。いいのかな?
プラスチックゴミを分別すると
おおむね3通りに再生利用されるようです。
プラスチック環境利用協会より
※三種類のリサイクルの仕組み
マテリアルリサイクル | 再生利用 |
ケミカルリサイクル | 原料・モノマー化、高炉還元剤、コークス炉化学原料化、ガス化、油化など |
サーマルリサイクル | セメント原・燃料化、ごみ発電、RPF、RDF、ガス化、油化など |
(出典:環境省公式サイト)
すべてのプラスチックゴミが新しいプラスチックに生まれ変わるのではなく、セメントの原料や燃料になったりしているのですね、全く知りませんでした😆
いつのまにかエコバッグを常に持ち歩く生活にも慣れてきましたね。
これで、どれだけのプラスチックゴミが減ったのでしょうか?
(スーパーで貰っていた手つきのバッグは可燃ゴミ入れとして便利に使っていましたが、それが無くなったのでわざわざお金を出して購入することになりました~我が家に限って言えば、使用量はそんなには変わらないと思います)
たまにエコバッグを忘れてプラスチックバッグを買わなければならない時は、悪いことをしている訳でもないの、何だか肩身が狭いです。
プラスチックゴミの多さを感じている人は少なくないようで、2,3日前の夕刊に作家の小池真理子さんが
「昭和30年代後半、主婦は籠を持って買い物に出かけ、食材を新聞紙にくるんで持って帰った。中略~あの頃に戻ることは残念ながら出来ない」という文章をコラムに寄せていました。
小学生の頃、お肉屋さんでは経木にお肉を包んでもらいそれを薄い紙でくるんだ後輪ゴムでとめてもらいました。
お魚屋さんでは新聞紙でしたでしょうか。
個人商店での買い物が減り、スーパーマーケットでの買い物が日常になって、一気にプラスチック容器が増えたと記憶しています。
小池さんもコラムの中で書いておられましたが、プラスチック容器のおかげで生鮮食品はぴっちりと密封されて町は清潔になり悪臭や害虫からは解放されました。
一方できちんとゴミとして捨てられずに陸、海に置き去りとなったプラスチックは自然界では決して分解されることはなく、環境汚染の原因になっているようです。
清潔で便利な環境に慣れてしまった私達は後戻りすることはできないけれど、工夫次第でプラスチックのかさを減らしたり、別の方法(例えばプラスチックではなく防水コーティングしてある紙容器を使うとか、植物由来のプラスチック容器にするとか)を増やすことはできないのかな、と集積所に積み上げられたプラスチックゴミを眺めながら、珍しく真面目に考えてしまいました。
それにしても、祝日にもかかわらず、収集してもらえるのは、ありがたい事でした。
今日もおつきあい頂き、ありがとうございます(*^^*)