あさお日記

常日頃感じていること、好きなものや出来事を心に浮かぶままに綴っていきたいです(メインブログ)

原作愛が強すぎる 私 📚️

こんにちは、しーどらです。


ずんださん(id:zundayammy)のところで、「赤毛のアン」のアニメや原作本、翻訳者に至るまでの話が楽しそうでした。皆さん色んな方面に詳しくて、いつも感心しています。

 

はてな横丁は読書家も多いので、私の趣味は読書ですと言うのが憚られますね。
私が読む本は偏っています。
基本的には日本の作家が好きです。
最近は図書館に行っても日本の小説かエッセイしか手に取らなくなりました。(これはいかんなぁ!)

若い頃は海外の名作をよく読みました。
車輪の下とか、嵐が丘は熱心に読んだ記憶はあるのですが、今となってはどんな話だったのか全く思い出せないポンコツです。

ロシア文学はからきしダメです。
まず、名前が○○スキーとか○○ビッチ?とかが覚えられないので、いちいち最初に戻って確認するのが面倒で。
罪と罰は3ページくらいでリタイアした記憶が…。
カラマーゾフに至ってはカの字も読んでおりません😅(読解力のなさが露呈…)

 

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赤毛のアンシリーズは小学校5年生頃から中学生くらいの間に読んだ記憶があります。

当時はまだ柔らかい感性を持っていたのでw、翻訳ものもすんなり受け止めていました。

アンは村岡花子版です。(というか、村岡版しか知りませんでした💦岸田衿子さんや曽野綾子さんも訳してると知って驚きました)少し調べてみたら、村岡版は誤訳も多いし、ご本人の意訳や省略もあるので、後に改訂版が出されているとの事でした。

 

追記

※養女の妹さんの娘さんである村岡美枝さんが補足して改訂版を出されているとずんださんが教えて下さいました!

 

アンの中にこの単語が出ていたかどうかは定かではありませんが、私が子供の頃はhay feverは枯草熱と訳されていたらしく、枯草熱とは何のこっちゃ?と思いながら翻訳本を読んだ記憶があります。

アメリカやカナダでははみんな大きなお宅に納屋があって、納屋の中に藁を積んでそこをうろついているとバイ菌が入るのか?などと凄い想像力で読んでいましたよ。
何のことはない、今で言う花粉症のことです。


入ってくる情報量の差で当時の翻訳は誤訳も多かったのかなぁと思います。
料理やデザートなども、翻訳者が食べたことのないものがあったのか読んでいて意味不明ということが結構ありました。

描写がビミョーな肉ミンチのパイとかね。
パイなんてアップルパイしか知らなかった子供の頃、「へんなもの食べるんだなぁ」と思っておりました。

📚️     📚️

私は本を読んで、その本が気に入れば気に入る程、それが原作となったアニメや実写版映画は見ないことが多いです。

読書の中で自分ワールドが出来上がっており、こんなような人…という自分が勝手に作り上げたイメージがあります。
映画やアニメの中で絵や人物が具体化されると、後に同じ本を読んだ時に人物の顔がもうその人しか浮かばなくなるのが何となくイヤなんですねぇ。

ハリー・ポッターは原作の話が進みながら映画も作られたので、子供達と一緒に楽しめました。
ただし、これから改めて原作本を読んだとしても映画化される前の幼い魔法使いの男の子のイメージは全く消えて、ダニエル・ラドクリフ君が縦横無尽に空を飛ぶ図しか出てこないでしょう🧹


そんなこんなで私が気に入ったがために原作が映像化されたものの見ていない小説には

下村湖人次郎物語」~たぶん人生で一番読み返した本です。
  ・  雪国
   ・ 芥川龍之介「河童」~映像化されてるんだろうか?
   ・ 風の又三郎
    ・小公女
    ・モンテ・クリスト伯
    ・シャーロックホームズシリーズ
   ・パールバック「大地」二番目に読み返した 本です。舞台は中国ですが、欧米人視点での中国です。

   ・秘密の花園
   ・あしながおじさん
   ・トム・ソーヤとハックルベ リー・フィン

そして…
   ・赤毛のアン

皆さんが、楽しくアニメ版、実写版で盛り上がってあるところを水を差して申し訳ありません🙇




図らずも好きなのに見てしまったシリーズを思いつくままあげると。

・「レ・ミゼラブル
   ミュージカル映画を見ました。これはこれで良かったけど、
宿屋の強欲夫婦の顔が固定されちゃったなぁ…原作の方が好きだったかも、です。

・「二十四の瞳
テレビをつけていたら、たまたま放送されていたので、見ました。かなり昔の高峰秀子さん版です。悔しいけれど、良い映画でした。

・長靴下のピッピ
若草物語

・「伊豆の踊り子

原作が大好きだったのに今となっては山口百恵三浦友和の顔しか浮かびません、古いネタですいません。
・「砂の女」~これもテレビで岸田今日子主演の映画を見てしまった…

・「北条政子

永井路子の原作本を背伸びして読みました。大河でお化粧仮面だった岩下志麻さんの顔が上書きかれました。

 

こんなところです。
他の方々のブログを読むことですっかり忘れていた自分の読書遍歴を思い出すことができました。

そして、何歳になっても大好きな本へのあつい思いは変わらないものだなぁと思ったものです。

 

 


今日もおつきあい頂きありがとうございます(*^^*)