こんにちはしーどらです
今日はお題に沿って書いてゆきます。
先週、近江八幡の街を散策した時の事です。
古くから近江商人が信仰した日牟禮八幡宮のすぐそばに
最中で有名な和菓子屋さん、たねやさんが運営する日牟禮茶屋があったのでどんなものかと立ち寄ってみました。
お店の中では大勢の店員さんが働いており活気があります。
入口に足を踏み入れると歓迎ムードの声があちこちこら聞こえてきました。
「つぶら餅」という一見するとたこ焼きのようにも見える和菓子が目の前で焼かれています。
お餅?の生地の中に小豆餡が入っています。
職人さんが、せっせとつぶら餅を焼いているのを物珍しげに見ていると、若い男性の店員さんがスッと横に来て声をかけてくれました。
「一つからでも食べられるので、良かったどうぞ…」というような話だったと記憶しています。
普段聞き慣れない柔らかい関西弁で、話しかけられるとそれだけで遠くに来たような錯覚を覚えて、嬉しくなりました。
(関東の人間なもんで😆)
思わず一つ食べてみたくなり、購入するための列に並びました。
順番が来たので、3つ入りを注文して、お店の外の縁台で頂くことにしました。
*つぶら餅 一つ80円です
外はカリカリ中はホクホクの美味しいに決まってるやつです。
口に入れるとお団子にも似たお米の風味がします。
小豆餡が熱いのでハフハフしながら夫と美味しく頂きました。
あっという間に食べ終わり、つぶら餅を乗せてあった経木とつまようじを捨てようと立ち上がってお店の中に入ろうとした瞬間、お店の中から先に店員さんが出て来て「ありがとうございました~」と受け取ってくれました。
そのタイミングの良さ!
ある程度の店員さんの数を確保した上で、常にお店の内外を注意して見ていなければ出来ない事だと思いました。
お店に入ってから経木を受け取ってもらうまでの間、ずっと良い気分でいられましたよ。
たねやさんは和菓子部門の他にも、洋菓子バームクーヘンを主力商品とするクラブハリエを持つ滋賀県を代表するお菓子の会社です。
折角なので、この茶屋から程近い
ラコリーナ近江八幡にも足をのばしました。(たねやさんの本社を含む旗艦店です)
訪れてそのスケールにびっくり。
日本の原風景をそのまま残した田園空間にたねや、クラブハリエの店舗がありました。
先代の社長さんが手に入れた広大な土地をただのショップではなく、メインの場所を滋賀県の田園風景として未来に残す選択をされたのが今の代表だという記事も読みました。
駐車場も広く、いったいみんなどこから来るんだろうとナンバープレートを見ると、神戸、なにわ、福井、三重とあちこちから大勢が訪れています。
せっかちで人混みの大嫌いな私ですが、建物外の風景に心奪われてしまい、バームクーヘンの列に並びました、と言いたいところですが、やっぱり人混みが苦手なので夫に並んでもらいました😁
賞味期限がそれ程長くないのでいつ渡せるかはわからない人へのお土産には出来ず、自分たちのお土産としてバームクーヘンを購入しました。
カフェに入って焼きたてバームクーヘンセットも食べたかったのですが、改めて長い列に並ぶ気力はなく、その場で食べられるように、焼きたての小さなものを別に購入しました。
正直、普段バームクーヘンをそんなに美味しいものとは思っていませんでした。one of themのお菓子です。
こんな私ですが
クラブハリエのバームクーヘンは美味しいと思いました。焼き具合も風味も言うことありません。
全部バームクーヘン!
もう、ここまで褒めると「あんた、たねやの回し者でしょ」と言われそうですが、安心して下さい。違いますよ!
旗艦店まで訪れたのは茶屋での接客の素晴らしさが発端になっています。残念ながら、ラコリーナの方は余りにも人が多すぎて、旅の途中でなければ「又、今度!」とスルーするレベルの混雑でした。人はバームクーヘンのためにここまで並ぶのか?という感じの行列です😂
夫を並ばせておいて、どの口が言ってんだかw
近江商人の三方良し~
売って良し
買って良し
世間に良し「儲けるだけではなく、その利益を世間に還元する」という考えをたねやの茶屋の接客と旗艦店の田園風景に感じた半日でした。
今日もおつきあい頂き、ありがとうございます(*^^*)
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