台風の影響なのか太陽が出ているにも関わらず大粒の雨が。
そんな中、六本木にある国立新美術館に行ってきた。
美術館で絵を見るのは好きだ。国立新美術館は地下鉄の駅に直結しているなど、交通の便も良いので割と来ている。
「テート美術館展 光」
標題の通り「光」をテーマに
1800年代の絵画から、写真、現代アートに至るまで展示されており、小学生でも楽しんでいる姿が数多く見受けられた。
絵に関しては知識も感性もない。ましてや絵を描きなさいと言われたらアメトークの「絵が下手な芸人」の回に出演依頼がきそうなレベルだ。
入場券にも使われている、ターナーの空から降り注ぐ柔らかな光を描いたものも勿論良いのだが、
私はハマスホイという画家(初めて知りました)の描いた、薄暗い室内に窓から差し込む光と黒色の洋服をまとった女性の後ろ姿を組み合わせた光のコントラストのような絵に興味を持った。
(語彙力が~💦)
ここ何年か、コロナで世界の往来が分断されていた頃は美術展も常設展以外は無くてつまらなかった。
同じように感じる人も多かったのか、はたまた夏休みのせいか朝10時のオープンに合わせて訪れてみたら、既に大混雑👩👩👧👦👨👩👧👦
ゆっくり全ての作品を鑑賞できるわけもなく、人波に揉まれながら出口まで流されてゆきました。
美術展を訪れる際に
夫といつも言ってるのは
一回の美術展で一枚でも一作品でもいいから自分のお気に入りを見つけられたら儲けもの!
という事だ。
普段夫とは絵の趣味があまり合わない。(絵の趣味に限ったことでもないがw)
展覧会も一緒なのは入口出口のみで、それぞれのペースで歩く。
今回は珍しく
ジエームズタレル作
「レイマー、ブルー」
という作品に2人とも引き込まれた。
絵画というよりは色と光を使った大規模な展示物といったところか。
言葉では形容し難いので、実物を見て頂く他ない。
自分は一回展示室を出た後に気になってもう一度戻ってガン見…。
夫「空に浮かんでいるようだったなぁ」
自分「光が差す海の中に漂っているみたい」
たまには気が合うこともあるんだのぅ。