こんにちは、しーどらです。
時々ブログに登場する母、86歳です。
毎週月曜日は、一人暮らしの母の安否確認を兼ねてこちらから定期便のように電話をかけます。いつも1時間程お喋りをします。
日々のたわいない話、最近ですと庭に咲いた百日紅がキレイだったとか、炎天下行きたくなかったけど、メンバーが足りないと申し訳ないから行った自治会館での囲碁の話とか…。
基本、最近の母の話はポジティブです。
そして最後はお決まりのように、
最近食べて美味しかった食事の話と若い頃たくさん歩いたから、今の健康がある、私は幸せ😃💕という母の言葉で電話は終わります。
先週の話題は少し違っていました。
父が存命の頃から長きに渡って何十年も契約しているケーブルテレビなんですが、器具が古くなった為に交換する必要があるとのことで、作業者が見えたそうです。
その時に
YouTubeが見られるから、
4Kテレビに買い換えた時にそのまま使えるから、と新しい契約を勧められて、言われるまま契約をしてしまったそうなんです。
母は一晩寝て起きてから
(あーっやっぱりそんな契約するんじゃやなかった)
と思ったらしく、電話口で
「作業者の人がYouTube見られるっていうから契約したんだけど、なんだかなぁ。まぁドラマ見られるから我慢しようかしら…」
「お母さん、YouTubeじゃお母さんの好きなドラマは見られないんじゃない?」
「あら、みんなYouTubeでドラマ見てるんじゃないの?」
「それってNetflixじゃなくて?」
「そうだった、Netflixだったわ、あらやだどうしよう。YouTubeと勘違いしてたわ」
「今までの契約といくら違うの?」
「プラス6000円よ」
「年間72000円かぁ、🤗ちゃん(母の親友)と箱根に2回行けちゃうね」
「もうしょうがないわ、諦める」
こんなやり取りがありました。
母には一週間以内ならクーリングオフできるから、連絡してみたらどうかしら、一人じゃ心配だったら妹(実家から10分の処に在住)に立会ってもらって…。と伝えました。
次の日の夜、イレギュラーな時間に母から電話がありました。
「やっぱりよく考えたらYouTubeなんか大して見ないから、前の契約にしてもらった。担当者がすぐに来て、設定を戻してくれたのよ😆」
とご満悦でした。
母偉い!頑張ったね。
一旦契約してしまったものを元に戻すのは本当に面倒よね。
そこをよく乗り越えました❗️
一人暮らしの老女はやはり「いいカモ」なんでしょうか。
YouTubeを勧めて来た担当者さん、母のようなお婆さんは見ませんよ。
パソコンだって持ってないから、インターネットの速度も必要ない。
テレビだって今更4Kには変えないと思うし。
仕事の一環とはいえ、なんだかなぁ。
まあ、申し出てすぐに元に戻してくれるあたり悪い企業ではなさそうですが…。
母曰く
「凄く疲れちゃったわ😱電話したり、作業者の人が出たり、入ったり、夜は何であんな契約しちゃったのかしらと悔しくて眠れなかったし」
何百万円のオレオレ詐欺に引っ掛かったわけではないのですが、今後何かの契約を結ぶ時は「一旦お話をお預かりしてw」私か妹に相談してね、と電話を置きました。
私は様々な契約事を夫に丸投げしているので、高齢の母がいまだに生活に関わる全ての契約事を自分で行っていることを素直に(偉いなぁ)と見直しました。
今日もおつきあい頂き、ありがとうございます(*^^*)