先日出先でお香ショップがあったので立ち寄ってみました。
アロマオイルの香りも好きですが、歳を重ねるとお香の良さにも気づきます。
今までは特に何の興味もなかったのですが、身近な人が亡くなり仏壇でお線香をあげる機会も増えて来ると、お香のかおりがこうグッと近くに感じられるようです。
店頭ではサンプルがたくさん並べられており、
「気に入ったものがあったら火をつけて香りを楽しんで頂けますよ~」と声をかけてもらいました。
香水選びと一緒で、いくつかの香りを一度に試すと、何がなんだかわからなくなってしまいそうでした。
そんな時にお試し用で、様々な香りのお香が3本ずつ入ってるキットを見つけました。
こちらを購入して家でゆっくり1本ずつ香りを楽しんで、その中で気に入ったものがあれば、後日また購入すればいいなと考えました。
ちなみに税込1650円でした。
まずは一番人気の「堺町101」という香りを玄関で焚いてみました。
(今さらながらこの焚くという字、火の上に木が載っていて、そのまんまですね😃)
良い香りです。
朝焚いたのですが、細ーく長ーく香るのです。
夜、夫が帰宅した時にも「なんだか良い香りがするねぇ」と気づいてもらえました。
かといってケミカルな香りではないので、押しつけがましくはなく、ふわーと包み込まれるようです。
香りの良し悪しも忘れてしまいそうなので、手元のメモに5段階評価で好き嫌いを残すことにしました。この香りは5点満点で4にしました。爽やかでした。
今回購入したのは薫玉堂というお店のものです。
京都の本店は立派な店構えで敷居も高そうですが(行ったことないのでわかりません、ネット情報です)、都内での支店は入り易いように思います。
創業1594年???
イチゴのパンツの織田信長😆(1582年本能寺で信長が亡くなった年を息子たちがこうやって暗記してたのを覚えてます)
こんな時代の創業なんですねぇ。
信長と言えば蘭奢待(らんじゃたい)という、天下人が皆その香りを聞きたがったという香木を切り取った数少ない人だったとどこかで聞いたような…。
戦国時代から人々が香りに魅了されて来たこと、その文化が現在も連綿と続いており、一般の庶民でも楽しめるようになったというのも興味深い事です。
🐒🐒🐒
お盆休みに息子たちが帰って来ます。
「何なのこの婆ちゃんみたいな匂いは」
と言う反応に1000円賭けます!
特に次男。
お香を楽しむアラ還夫婦…と風情のある景色で締めくくりたかったのですが、現実は…。