あさお日記

常日頃感じていること、好きなものや出来事を心に浮かぶままに綴っていきたいです(メインブログ)

太極拳やったことありますか?

こんにちは、しーどらです。
突然ですが太極拳をやったことはありますか?

※ドンジャオという動きです ACより

 

私は4年間ほど習っていたのですが、坐骨神経痛を患ったのと、腕が上がらない理由でもう、一年以上太極拳から離れてしまっています。

街中でたまに先生やアシスタントの方にお会いするのですが、
「いつでも待ってるよー」と言われつつ、なんだかもう永久幽霊部員でいいや、状態です😅

たかが4年習った位で太極拳を語るな、と経験者からは言われそうですが、広い心でお許しを!
簡単に太極拳をご紹介します🙇

私が習ったのは
24式
42式
48式


32式剣
42式剣
(剣を持っての演武)

楊式扇
(扇を持っての演武)

です。剣と扇は格好いいけど正直苦手😅

これは、ほんの、ほんの一部で入口に過ぎないと思います。

これとは別に気功というのもやっておりました。
(ハーって気を込めて送ると人がバタバタ倒れるヤツではないです😁)
どちらかというと、ツボや経路を意識した健康体操的なものです。
太極拳と似ている動作もあれば、全く違うものもあります。
中国歴史ドラマを見ていた時に(三國志の時代でしたが)習ったことのある気功の技で、病気を直した、という場面が出てきてびっくりしたこともあります。


週に一回ですが、少人数で2時間近くみっちり教えて頂きました。

一番の基本は24式です。

太極拳にも色々流派があり、始祖が違うのですが、日本のラジオ体操並みに?多くの中国の国民が覚え易いようにと色々な流派の動きを取り入れつつも楊式太極拳を簡潔にまとめたものが24式です。
(日本での戦後くらいの時期に制定されたものではなかったかな?中国四千年の歴史からいったら最近ですよねw)

文字通り24の動きですが、一つ一つの動きの繋ぎ目が流れるようで、それを言葉で表すのがとても難しいのです。本で呼んでもその継ぎ目の部分は書いてないことが多いように思います。
YouTubeで繰り返し見たとしても、独学での習得はなかなか難しいのでは、と思いました。

最初に始めたきっかけは通っていたスポーツジムで太極拳クラスのレッスンをたまたまひと月程受けたことでした。
形から入る人間なので、中華街でパンツやチャイナ服仕様の襟が可愛いウエアなどを購入して悦に入っておりましたが、いかんせんスポーツジム。人が多すぎて、先生の動きがよく見えませんでした。
何となく周りの方を見ながら動きを真似しても
「何かが違う!」と不完全燃焼の日々でした。

その後、縁あって個人の教室に入ることを許されて、4年間みっちり教えて頂きました。
こちらはウエアなどに凝ることもなく、緩いパンツの上にTシャツです。
先生は中国の太極拳大会で外国人部門とはいえ、金メダルを取ったバリバリ体育会系の女性です。

10年選手のベテランさん達に混じって練習を始めたわけですが、

「しーどらさん、足の向きが違います」
「しーどらさん、手の角度がなんか違うのよね」
「しーどらさん!!!」

と私だけが毎週注意を受けました😁
よく辞めなかったと思います。
(父がスパルタだったので、大抵の方の厳しい指導にも全くこたえない私です)


練習は重心を落として歩くところからはじまります。
(丹田を感じるといいそうです)
バレエやダンスもそうですが、天井から頭頂部を糸で引っ張られるように、体の中を1本の細い棒が通っているうに、なおかつ身体は緊張せず、に歩くのですが、これが結構難しいですね。

歩行にも慣れると、やっと手の動きです。
動きの一つ一つに名称がついています。
イエマーフェンゾン
(野馬分髪)野生の馬の毛を分けるように、手を動かす。なんじゃーそりゃーですよ。
野生の馬見たことないし…
あ、昔、宮崎の都井岬でみたな😃

バイフーリャンチー
(白鶴亮翅)白い鶴が羽を広げるように
手を広げて左足を出す。
ってな動作を順次学ぶのです。
いっときダンスをやっていたこともあって、私は手を思いっきり広げてしまいがちでしたが、太極拳では完全に伸ばしたあと、すっと緩める、遊びの部分が必要でした。
足だけ、手だけなら楽勝なのに合わせるとヘンテコな動きに…。

先生が24式を一人で完全にできるには 3年はかかるわねと仰いました。
動作を覚えてやる、と完全に自分のものにしてできるは違うということです。
動きだけは何とか覚え、この24式の発展系?応用編?いや、本来の形とも言える42式48式、剣、扇も並行して学びました。
当時、私の頭の中は中国語と「とうろ」という動作ではち切れそうでしたよ。

ゆっくり、ゆったりした動きというのは誤魔化しがききません。
また、ゆったりはしていますが武術です。体の柔軟性も、体力も必要です。技の内容を調べて見ると、相手の喉を突き刺すとかふくらはぎを払って倒す等勇ましいもんです。
どんなスポーツでもそうですが、
テキトーにやるとすぐにわかります。個人の先生に習うようになると
ジムでは上手にみえた方が実はテキトーだったというのもわかるようになりました。コロナでジムは辞めたけれど、その間も教室での練習は続けていました。

3年目ともなると門下の発表会にも出られるようになり、4年目、だいぶ慣れてきて、このまま続けていけば格好いいおばさんになれる予定でしたが、坐骨神経痛の痛みで片足で立つのが難しくなりました。
腕が上がらないので、ポーズもとれない。

一旦離れてしまうと、「あら、世の中に太極拳などというものがあったのね」といつもの悪い癖がでる私です。

折角お金と時間をつぎ込んで覚えたので、いつか再開?

どーしようかなぁ(笑)

「一時熱中したけど、今は干されてるファイル」から取り出さないといけないかなぁ。
ホコリかぶってそう( =^ω^)

 

 

今日もおつきあい頂き、ありがとうございます(*^^*)