こんにちは、しーどらです。
去年の梅
と言っても立原正秋のよろめき系退廃純文学ではありません。
うちの梅干しの話です(´ж`;)
去年の梅干しはそれはまぁ良くできました。
学校の先生に太鼓判をどーんと押して貰えそうな出来映えです。
(自画自賛もいい加減にしなさい!)
6キロ程つけましたが、息子達に持たせたりして今年の夏前にはほぼなくなりそうでした。
今年も美味しい梅干しをつけるぞーと梅干し婆さんは張り切って、梅の売り出しを待っていました。
丁度その頃、夫が会社で受けた健康診断の結果が返って来ました。
なんと、血圧が要注意。数値は上の数値が140…。
おっと!
塩分を控えなくてはいけないところの「130超えたら胡麻麦茶」数値ではありませんか。
低血圧の私からするとあり得ない数値です。
私
「今年は梅干し、つけないよっ💦」
夫
「いやー今年もつけて欲しいなぁ。血圧なら大丈夫、大丈夫」
私
「うちのはしょっぱいから、ダメダメ」
(昔ながらの塩分18%です🧂)
夫
「血圧は検査の日だけだって!昨日計ったら120だったよ😆」
夫に粘られて、結局いつもより少ない4キロの南高梅を買い求めました。
いつもと同じ手順で段ボールに梅を入れて熟成させます。
段ボールから漂う香りは桃のよう、
でもなんか去年と違うかな?
日曜日にゆっくりつけようと思いながら、仕事に行ったり買い物に出かけたり。
いざ日曜日に梅干し作りを始めようと段ボールを覗くと
そこには傷んでカビている梅、梅、梅。
泣きたくなりましたが、ここは冷静に。少しでも傷んでないものがあれば救いだそうと、一粒、一粒選り分けていきました。
梅を上から、下から丹念に観察して
(一粒でもカビていると全滅なので)
残った梅は900グラム弱でした。
かなりの量を廃棄処分しました。
少ない量の梅干しをつけて、土用を待ちましたが今年は突然の雷雨が多く思ったようには干せませんでした。
天気の安定した8月の終わりに3日3晩干して梅干しの完成です。
数を数えてみたら25粒しかありませんでした😅
紫蘇も混ぜなかったので、シンプルな白づけです。
義母から昔聞いた言葉が頭の隅に残っていました。
「一族に病人が出たりすると梅干しが全滅することがあるのよ」
私の実家でそんなことは聞いたことはありません。
今年だって誰も病気にはなっていませんし。(コロナを除く)
日々気をつけて梅を見ていた筈でしたが、夫に塩分を採らせたくない私の気持ちが梅の実に伝わったのか?
そんな非科学的な事ではなく、ただ単にカビていた梅の実が紛れ込んでいてあっという間に広がったのでしょうね。
夫の血圧もそこそこ安定していますし、来年また美味しい梅干しをつけてみたいと思います。
お酢を混ぜて、塩分を減らすレシピも探してみるつもりです☺️
あっ、梅酒の方はよく出来てるようですよ☺️
9月下旬になったら味見します!
今日もおつきあい頂きありがとうございます(*^.^*)