あさお日記

常日頃感じていること、好きなものや出来事を心に浮かぶままに綴っていきたいです(メインブログ)

神奈川は地方であった!

今年の始めに親戚の伯父さんが亡くなったのだが、最近のお葬式あるあるで「家族葬」事後報告だった。

 

新盆だからとお線香を送った。

 

伯母さんから「本当にありがとうねぇ」と嬉しそうな感謝の電話を貰って20分程話した。

 

父亡き後の母もそうだが、配偶者をなくし、1人暮しの老人は寂しさもあって、電話が長い。

それがわかってるから、切ることもできない。

生まれたばかりの頃からの自分を知ってる人との会話は気負うことなく心地よさも感じるので、たまにはいっか~と話し続けていた。

 

伯母「しーどらちゃんは地方に住んでるからお盆は8月なのねぇ」

自分「ち、地方?(あっウチのことかい!)」

伯母「東京のお盆は7月だから新盆は7月中にもう終わってるのよ~」

自分「イヤーうちの父のお盆も7月にやりましたよ。お線香を送るのが遅くなっちゃってごめんなさい…」

伯母「そうなんだ。7月にお盆をやるのは東京だけだと思ってたわ☺️」

 

山手線の内側に住んでる人のご多分にもれず、そこ以外に住んでる人達はそれが東京都西東京市(例えばです)であっても東京というカテゴリーには入らないという感覚になるみたいだ。

小さい頃伯父さんちに遊びに行くと田無村からよく来たね~と

歓迎を受けたものである。

 

神奈川に住んでるウチは、新宿渋谷まで30分足らずといっても正真正銘地方扱いざんす😅

 

これは義母もそうで、今でも東京の中心は銀座、日本橋であって新宿、渋谷ではない。

 

23区ではないものの、東京の市部で育った自分は、都立高校も卒業したし(笑)、お買い物は新宿伊勢丹、動物園は上野とイッパシの都民のつもりであったが、昔から都内に住む人の感覚では違ったんだなぁ。

 

地続きの神奈川に住んでる今も、例えば「中野に行って来た」とは言うが「東京に行って来た」とは言わない。

 

しかし、80年間山手線の内側に暮らす伯母にとってはもはや神奈川は遠い遠い地方なのでした…。